これら映像や活字による情報から、知らず知らずに疑似体験に襲われ、心に通常とは違う大きな変化が現れたことと思います。
また、何かをしなければと思う気持ちが表れるのですが「何も出来ない自分」に対して苛立ちや焦りのような感覚も生まれたことでしょう。
特に3週間ほど経ってから報道される内容は、ボランティアでいろいろな方々が現地に駆けつけ、様々な援助をし喜ばれている情報が多くなって来ました。
しかしそのような情報に接することにより、何かをしたい、でも「何も出来ない自分」に対して、自分を責めてしまう心は生まれてませんか。
あの人たちは遠くから駆けつけ、見ず知らずの被災された皆さんのために頑張っている、なんと素晴らしい人達なのだろう。その人たちと比べて「私は」。と思ってしまい、心の悪循環に陥ってませんでしょうか。
被災された皆さんのため、そして日本を元気にするためには、まず私たち自身の心を元気にすることが大切なことと思います。
そして元気な心を持って「無理をせず」自分が出来ることをおこなっていきましょう。
NPO法人 日本ナラティブ音楽療法協会
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