昨年に引き続き、六本木ヒルズにて「第2回 ヒルズ・セミナー」を開催いたします。
今回のテーマは、「高齢者施設における音楽療法」です。
私が初めておこなった施設での音楽療法、毎週続いて今年で14年目となりました。
その他いろいろな施設で仕事として音楽療法をおこない、数えて見ると約13年半で3.000回以上です。
1999年の初めての音楽療法から、毎週参加されている利用者の方もいらっしゃいます。
皆さんに毎週楽しんで頂き、皆さんの笑顔で毎週元気を頂いています。
マンネリを感じたことはありません。
しかしこの間、様々な出来事があり大変勉強になりました。
セミナーでは、今までの経験から学んだこと、そして高齢者のみなさんへの音楽療法はどうあるべきかなどについてお話ししたいと思います。
音楽を聴いて頂く、歌って頂くだけなら音楽療法士ではなく、音楽家がおこなう音楽療法でよいのです。
昨年10月から、国土交通省・厚生労働省が所管する「高齢者住まい法」の改定により、「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)がスタートしました。
来春、新設されます「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)の事業主から、「音楽療法」「音楽心理」を基本理念とした建物&運営にしたいと協力依頼があり、建物の設計段階から参加させていただきました。
「音楽心理」から内装や音響設備などを考察しましたので、このことについてもお話したいと思います。